イギリスのリカバリーカレッジ

英国のリカバリーカレッジについて、メモ。

英国最初のリカバリーカレッジ
South West London Recovery College 
http://www.swlstg-tr.nhs.uk/south-west-london-recovery-college
開始:2010年9月から
(出典:http://www.swlstg-tr.nhs.uk/recovery-college-who-we-are

英国2番目
Nottingham Recovery College
http://www.nottinghamshirehealthcare.nhs.uk/nottingham-recovery-college
開始:2011年
(出典:http://www.nottinghamshirehealthcare.nhs.uk/recovery-blog/how-does-a-recovery-college-make-a-difference-1504 この中の文章ではSouth West Londonは2009年開始となっている)

英国3番目
CNWL Recovery & Wellbeing College (元の名はCNWL Recovery College)
http://www.cnwl.nhs.uk/recovery-college/
CNWL = Central North West London
開始:2012年4月
(出典:http://www.cnwl.nhs.uk/recovery-college/

英国では、2016年7月にイングランドだけで35のリカバリーカレッジがある。
(ImROC http://imroc.org/ の方からの私信で宮本確認)

201609

リカバリーカレッジの特徴(宮本の考えるもの)

  1.  「学び」からリカバリーに取り組む
    従来の医療福祉モデルとは異なる
  2.  当事者と専門職の力を合わせる (Co-production=共同制作)
    自分で選択して学んだり楽しんだりする場。

処方されたり、何かを覚えさせられたり教育されたりするのではなく、自分で学びたいこと、参加したいものを選ぶ。
支援の対象者としてサービスを利用するのではなく、カレッジで提供される講義の受講者として参加する。

リカバリーカレッジの運営や、講義の企画、進行は、イギリスでは全て当事者と専門職の力を合わせてなされている。