共同創造Co-production 資料19: Public Services Inside Out 共同創造の実践

共同創造資料のご紹介です。
「Public Services Inside Out: Putting co-production into practice」(2010年4月発行)
https://neweconomics.org/2010/04/public-services-inside
邦題をつけるとすれば、「公共サービスをあべこべに:共同創造の実践」とでもいうと良いでしょうか。
(inside outは、あべこべ、とか、裏返し、とか、完全攻略、という意味があるのだろうと思うのですが、これまでは公共サービスの「利用者」だった人も従来の提供者達と共に提供する仲間となる、というような意味で、あべこべ・裏返し・逆の立場、というような意味なのだろうなと感じました)

こちらの資料は、資料08でご紹介したNEFによる「The Challenge of Co-production」←オレンジ色の表紙の資料https://neweconomics.org/2009/12/challenge-co-production (日本語の書籍は「コ・プロダクション:公共サービスへの新たな挑戦」)の続編とも言える資料です。

この資料も、英国のNEF(The New Economics Foundation)とNesta(The National Endowment for Science, Technology and the Arts)という組織のパートナーシップによる資料で、誰でも無料でダウンロードできるようになっています。

この資料は、以下の第1章から第7章まであり、この1~6は大事そうだと思うのでこれから少しずつご紹介できたらと思います。
Part 1: Building on people’s existing capabilities
Part 2: Mutuality and reciprocity
Part 3: Peer support networks
Part 4: Blurring distinctions
Part 5: Facilitating rather than delivering
Part 6: Recognising people as assets
Part 7: Challenges, conclusions and future work

東京大学 コプロダクション研究チーム 宮本有紀