アイルランドのHealth Service Executive(HSE)が出している資料で
Co-Production in Practice Guidance Document: 2018 – 2020 (共同創造の実践のガイダンス)
https://www.hse.ie/eng/services/list/4/mental-health-services/advancingrecoveryireland/national-framework-for-recovery-in-mental-health/co-production-in-practice-guidance-document-2018-to-2020.pdf
という素敵な資料がありましたのでご紹介です。
こちらの資料がいつの資料なのかがわからないのですが、どうやら、2017年に同じくHSEが出された、 National Framework for Recovery in Mental Health(意訳:精神保健領域でのリカバリーに関する考え方)を補強する、つまり、精神保健領域でのリカバリー実践を進めていくために、コプロダクションをどんどんやっていこうとする出版物のようです。
なので、2017年とか2018年に発表された資料なのだと思います。(おそらく。)
この資料では、
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コプロダクションとは?
実践現場でのコプロダクションを支える
コプロダクションを支えていくための管理者の役割
精神保健サービスの中でコプロダクションをどのように実現していくか
付録
リカバリーカレッジSouth Eastでの共同創造へのステップ
共同創造をどうやってやるか:チェックリスト
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が含まれています!
インターネット上に資料がたくさん公開されるようになって、遠い日本からも資料を読めること、本当にありがたく幸せなことだなぁと思います。
あとは、いつ公開された資料なのか、引用するときにはどのように引用すると良いのか(作者は誰なのか)、どこの国のことを書いているのか、などが資料内に記載してあると最高だな、と思いましたし、日本でウェブ上に公開する資料にもそのような情報が必要なんだな、と思いました。
AI翻訳が今後どんどん発展したら、その国の言語が読めなくても内容を把握できるようになるので、日本語の資料だったとしても、「我が国」とかじゃなくて、日本と書くとか、歴史的背景も、どの国の背景なのかとか。
ひとりごとでした。
東京大学 コプロダクション研究チーム 宮本有紀