リカバリーカレッジでの学びについて。
英国のリカバリーカレッジの説明では
Educational Approachという言葉が必ず出てきます。
これを日本語に訳すときに、教育的アプローチ、とか、教育学的アプローチと訳してきたのですが、
そして実際に、教育学的な考え方に基づくアプローチであることは確かだと思うのですが、
日本で「教育」と言ったときに出てくるイメージが、どうしても学校を連想させてしまい、
リカバリーカレッジで目指しているのは、いわゆる日本の学校ではないような気がする、、と仲間とよく話しています。
そのようなこともあり、日本語にするときに「学び」と言い換えたりしているのですが、これも厳密には違うのだろうなと思っています。
そして、英国のリカバリーカレッジ関係者の方たちが、リカバリーカレッジでの教育について語るときに出てくるのが
アンドラゴジー(成人学習理論)、成人学習、パウロ・フレイレです。
ここで説明できるど私自身は詳しくないのですが、これらはリカバリーカレッジの実践に関わるのであれば知っておくとよいことなのだろうなとは感じます。
パウロ・フレイレの「被抑圧者の教育学」や、アンドラゴジー、成人学習については、リカバリーカレッジについて知って学んだことでした。
成人学習について、日本のリカバリーカレッジの講座で扱ったり、あるいはリカバリーカレッジ関係者の勉強会などをやったりするのも良いのかもしれないなと思いました。
つぶやきでした。
東京大学コプロダクション研究チーム 宮本有紀