リカバリーカレッジ資料 01

リカバリーカレッジに関する文献を集めているので、その備忘録といいますか、いくつかリストしておきたいと思います(網羅できているわけではありません)。

添田雅宏 (2015). イギリスのリカバリーカレッジ体験記. こころの元気+. 9(5):32-35.
添田さんの2014年8月のロンドンとケンブリッジの精神保健福祉先進地域の見学のご報告記事です。
リカバリーイノベーションプロジェクトとは、ピアワーカーとは、リカバリーカレッジとは、を写真と共に紹介されています。

添田雅宏 (2015). イギリスのリカバリーカレッジ体験記(続編). こころの元気+. 9(9):32-35.
上記体験記の続編です。リカバリーカレッジの拡大、リカバリーカレッジの特徴、リカバリーカレッジの学生のその後について紹介されています。

佐々木理恵 (2017). 学びからリカバリーに取り組む場 リカバリーカレッジを訪ねて. こころの元気+. 11(9):34-37.
佐々木さんの2016年11-12月のリカバリーカレッジ視察報告記事です。主にノッティンガムのリカバリーカレッジとImROCの紹介がなされていて、リカバリーカレッジとは、学びやリカバリーが促進される空間作りについて、ピアはこれまでの文化を存在であること、視察で感じたことが紹介されています。

佐々木理恵 (2018). ちょっと知りたい!第41回キーワード リカバリーカレッジ. こころの元気+. 12(7)
佐々木さんがリカバリーカレッジについて解説されています!

リカバリーカレッジの概要(精リハ誌2017年21巻2号)

リカバリーカレッジについて概観した文献(2016年の視察メンバーでもある千葉理恵さん主著者)が精神障害とリハビリテーション(精リハ誌)に掲載されました!
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千葉理恵, 宮本有紀.
教育モデルによる新たな精神保健サービス リカバリーカレッジ.
精リハ誌. 21(2), 196-202, 2017.
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日本のリカバリーカレッジ

日本のリカバリーカレッジ実践

東京都三鷹市(巣立ち会のピアサポート事業)
http://sudachikai.eco.to/pia/pia-naiyou.html
「2013年(H25)春より三鷹市ピアサポート事業の一環として
「リカバリー・カレッジ」がオープンしました。」

東京都立川市
http://recoverycollege.jp/tachikawa/
「2015年10月3日にオープンキャンパスを開催いたしました。」

とあります。
英国のリカバリーカレッジもそうですが、
本格開講の前にテストランをしていたりするため、
いつから開講、と言うのは難しいと思いますが、
日本の英国モデルのリカバリーカレッジは
三鷹で2013年から、立川で2015年から、実践されている
と言えるのだろうな、と思っております。

リカバリーカレッジワークショップ(2017/ 4/15土曜)

リカバリーカレッジワークショップ Recovery College Workshop
https://social-basis-of-psychiatry.jimdo.com/events/
<チラシ:Recovery_College_Workshop.pdf [318.5 KB]

日時:2017年4月15日(土)13:00~17:00
場所:東京大学駒場Iキャンパス・21KOMCEE WEST K303
参加費無料・事前登録不要

イギリスのリカバリーカレッジ視察報告を行うとともに、リカバリーカレッジの意義と日本における展開の可能性について議論します。

報告
宮本 有紀(東京大学大学院医学系研究科精神看護学分野)看護師
千葉 理恵(兵庫県立大学 地域ケア開発研究所)看護師
小川 友季(リカバリーカレッジたちかわ)臨床心理士
金原 明子(東京大学大学院医学系研究科精神医学分野)精神保健福祉士
小林 伸匡(社会福祉法人 巣立ち会)精神保健福祉士
佐々木 理恵(リカバリーカレッジたちかわ)ピアスタッフ
真嶋 信二(認定NPO法人 リカバリーサポートセンターACTIPS)作業療法士
真嶋 順子(医療法人社団じうんどう 慈雲堂病院)作業療法士
山田 理絵(東京大学大学院総合文化研究科 科学史・科学哲学研究室)

コメント
石原孝二(東京大学大学院総合文化研究科 科学史・科学哲学研究室)

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JSPS科研費(基盤研究B)(16H03091)「精神医学の社会的基盤:対話的アプローチの精神医学への影響と意義に関する学際的研究」(研究代表者:石原孝二)

AMED 障害者対策総合研究開発事業(16dk0307066)「当事者を含めた多職種によるリカバリーカレッジ運用のためのガイドラインの開発」(研究代表者:宮本有紀)


<チラシ:Recovery_College_Workshop.pdf [318.5 KB]