日本のリカバリーカレッジ(2026年6月時点)

日本のリカバリーカレッジが全国に増えています!というわけで、時折勝手に宮本調べデータを記事にさせていただいております。

2022年10月時点のリストや、2024年8月時点のリストもご覧いただいているようなので、あくまでも、私の知っている範囲で、公開されているウェブサイトやフェイスブックページなどのリンクと共にあげさせていただきます。(2026年6月)

  • ここに載っていないリカバリーカレッジもあると思います。リカバリーカレッジの認定機関があるわけではありません。
  • リカバリーカレッジと名乗っていなくても、共同創造によって運営されていて、誰でも参加できる学び合いの場の実践をされているところもたくさんあります。
  • 現在活動をお休みしているところもあるようです。(2026年6月時点では開講が確認できなくても、閉校したと聞いたわけではない場合には、掲載させていただいております)
  • カレッジによって、第一回講座をしました、とか、オープン、など表現が異なるのを宮本が勝手に「開校」と表現してしまっております。便宜上、講座の開催を「開校」とさせていただきましたが、どのカレッジも準備などの活動をもっと前からされています。
  • ここで掲載しているリカバリーカレッジは医療・福祉ではないものを挙げております。デイケアや福祉サービスの中で「リカバリーカレッジ講座」をされている組織もたくさんあるのですが障害のある人だけを参加対象とされているものはここには掲載しておりません。
  • 関係者に個別にご連絡をできるカレッジも多いのですが、今回は、個別の問い合わせなどはせず、誰でもたどりつける情報をコンセプトに、あくまでも公開情報からわかることだけ掲載させていただきました。
  • 準備中のカレッジは、リカバリーカレッジの活動として公開されている情報やウェブページ等がある場合に記載させていただきました。
  • 情報は、宮本調べで、間違いもあるかもしれません。間違いなどに気づかれましたらぜひ教えてください。

リカバリーカレッジ (東京都三鷹市) 2013年開校
https://sudachikai.eco.to/pia/index.html 2026年講座あり

リカバリーカレッジたちかわ (東京都立川市) 2015年開校
http://recoverycollege.jp/tachikawa/  2024年の講座以降はお休み中?

リカバリーカレッジ名古屋 (愛知県名古屋市) 2018年開校
https://recoverycollege-nagoya.com/ 2026年講座あり

リカバリーカレッジみまさか (岡山県美作市) 2019年開校
https://www.facebook.com/recovery.college.mimasaka/ 2020年以降はお休み中?

リカバリーカレッジOKAYAMA (岡山県岡山市) 2019年開校
https://rcokayama.jp/ 2023年以降はお休み中?

リカバリーカレッジSAGA (佐賀県佐賀市) 2019年開校
https://m.facebook.com/profile.php?id=100068255426060 2026年講座あり

リカバリーカレッジあんなか (群馬県安中市) 2019年開校
https://www.facebook.com/recoverycollege.annaka/ 2026年講座あり

リカバリーカレッジおおた (東京都大田区) 2020年開校
https://sites.google.com/edu.teu.ac.jp/recoveryota 2026年講座あり

リカバリーカレッジねやがわ (大阪府寝屋川市) 2021年開校
https://rcneyagawa.blog.fc2.com/
(2021年に講座あり。以降新しいページがあるのか?わからず)

リカバリーカレッジふくおか (福岡県福岡市) 2021年開校
https://lilyfukuoka.jp/ac/rcf 2026年講座あり

リカバリーカレッジKOBE (兵庫県神戸市) 2022年開校
https://rcchauchaukobe.jimdofree.com/ 2026年講座あり(講座情報はフェイスブック?↓)
https://www.facebook.com/people/リカバリーカレッジ-KOBE/100092369650693/

リカバリーカレッジ高知 (高知県高知市) 2022年開校
https://rc-kochi.online/ 2025年に講座あり

リカバリーカレッジ炭都(福岡県筑豊地域) 2022年開校
facebook: りかばりー・かれっじ炭都(tanto in 筑豊&オンライン  2024年に講座あり

ディスカバリーカレッジmii (宮城県仙台市) 2023年開校
facebook: ディスカバリーカレッジmii 2025年に講座あり

リカバリーカレッジ多摩(東京都多摩市) 2024年開校(プレ講座2023年)
https://plaza-de-en.com/rc.tama/ 2026年講座あり

リカバリーカレッジぐんま(群馬県 高崎市・前橋市・玉村町を中心に) 2024年開校
https://rcgunma.com/ 2026年講座あり

リカバリーカレッジ千葉(千葉県 佐倉・茂原・市原・千葉)2024年開校
https://shimin2023.wixsite.com/chiiki 2026年講座あり

リカバリーカレッジ ポリフォニー(東京都東久留米市)
生活訓練事業所として2018年に開所。生活訓練事業所のプログラムと以外に誰でも参加できるオープンカレッジを開催
https://rcpolyphony.webnode.jp/ 2026年講座あり

リカバリーカレッジところざわ 2024年頃から?
https://x.com/recovery_toko
https://es-pyt.amebaownd.com/ 公式サイトわからず

リカバリーカレッジヨコスカ 2025開校
https://akari-yokosuka.com/recovery-college-yokosuka/ 2026講座あり

リカバリーカレッジよこはま(神奈川県横浜市) 2025年プレ講座開催
https://rc-yokohama.com/ 2026年講座あり

リカバリーカレッジおいでまいさぬき(香川県) 2026年開校?
https://www.instagram.com/p/DTOpY8FEg4T/https://rckagawa.jimdosite.com/

リカバリーカレッジ Osaka(大阪府)2025開校?
https://sites.google.com/view/recoverycollege-osaka/ 2025年講座あり

リカバリーカレッジHARIMA(兵庫?) 2025開校?
https://note.com/recovery_harima/
https://kiki-fun.com/blog?wg%5Bwgc-1684378643036_cate%5D=7 公式サイトわからず

リカバリーカレッジ岐阜(オリーブの木?) 2025開校
https://olive-trees.work/

リカバリーカレッジうつくしま(福島)2025開校
https://rc-utsukushima.com/

リカバリーカレッジ長崎 2026開校?
NPO法人長崎のぞみ会 リカバリーカレッジ リカバリーカレッジ専用のサイトがあるかはわからず

リカバリーカレッジせぴあ(下関) 2026開校?
リカバリーカレッジ せぴあ

このほかに、「チビカレ」で活動している方々を個人的には知っているのですが公開されている情報を見つけられずでした。また、茨城のリカバリーカレッジいばらきも開校準備中と聞いています。
活動形態(頻度や開催方法)もさまざまで、正確な把握は困難ですが、少なくとも20以上のリカバリーカレッジが日本で活動をしているという状況と言えると思います。

どなたにもご迷惑がかかりませんように。と思いつつ、リカバリーカレッジにご関心のある方達がつながれると良いなと思い、今回も、自分で検索して見つけることのできた(つまり誰でもアクセス可能な)公開情報のみを記載させていただきました。カレッジの存在としては公開されているけれど、講座内容や講座の申し込みは公開されていないところも多かった印象です。また、存在をネット上では公開せずに近隣の方達と活動されている方達もいらっしゃると思います。みなさま今後ともよろしくお願いいたします。
東京大学コプロダクション&リカバリーカレッジ研究チーム 宮本有紀

リカバリーカレッジの文化祭が東京都大田区で開催されました(2024/12/8)

2024年12月8日(日)に、リカバリーカレッジ文化祭が東京都大田区で開催されました。

リカバリーカレッジの文化祭は、全国のリカバリーカレッジで集まってみんなでお互いの講座などに参加したり発表しあったりしましょうよ、ということで2022年に岡山で第1回、2023年は久留米で第2回、2024年2月に名古屋で第3回が開催されていました。
文化祭が開催される前は、2016年ごろ?から、リカバリーカレッジに関する報告会や研修会に全国のリカバリーカレッジの仲間たちが集まったり、リカバリーカレッジのつどいなどを開催してきたのですが、「文化祭」と名付けた催しとなってから、これは楽しい!ということで、各地のカレッジをまわりながら(?)開催をするようになっています。

今回のリカバリーカレッジ文化祭のチラシです。

今回の文化祭の主催団体だった、リカバリーカレッジおおたのメンバーも多数関わっている精神障害当事者会ポルケさんのウェブサイトにも当日の写真が掲載されています。https://porque.tokyo/2024/12/23/rcbunkasai4/

福祉新聞さんが取材にいらしてくださり、掲載してくださいました。https://fukushishimbun.com/hoken/38291

共同創造とImROCとリカバリーカレッジ関係者の研修会

ImROC(イムロック)という組織がイギリスにあります。

https://www.imroc.org/

リカバリーカレッジのことを知りたいと思い、2015年(もう10年たってしまった、、、)に初めてイギリスのリカバリーカレッジに訪問させていただいたのですが、その際にImROCにも伺わせていただきました。ImROCの関係者の方々がとても熱意をもって共同創造の大切さ、リカバリーカレッジの面白さを話してくださったのが印象的でした。

ImROCの名前は、Implementing Recovery through Organizational Change (組織変革をしてリカバリー実践を)とお聞きして、その名前にも感動したのですが、現在はこのウェブサイト https://www.imroc.org/ を見ても名前の由来などは特に記載していないようです。

このImROCでは、リカバリーに関係する資料を多数公開してくれており、https://www.imroc.org/publications 参考になるものばかりです。

また、ImROCでは、リカバリーカレッジの質を高めるための支援を英国内外へ行っていて、2024年夏にはリカバリーカレッジふくおかの関係の皆様でImROCのコンサルタントを招へいし、リカバリーカレッジを運営する人々のためのワークショップを開催してくださいました。 https://lilyfukuoka.jp/a/451

台風がちょうどやってきて、時間を短縮したりせざるを得ない状況となりましたが、リカバリーカレッジについて各地のカレッジ関係者の皆さんと皆でさらに学ぶことができました。本当にありがとうございました。

(ちなみに、2019年8月にもリカバリーカレッジに関する研修会があり、イギリスから講師にいらしていただいていました。)

このような研修会を開催してくださる皆様、本当にありがとうございます。

リカバリーカレッジの文化祭が名古屋市で開催されました(2024/2/24)

2024年2月24日(土)に、リカバリーカレッジ文化祭といって、全国のリカバリーカレッジが集まる催しが愛知県名古屋市で開催されました。

この、リカバリーカレッジの文化祭、というのは、全国のリカバリーカレッジで集まってみんなでお互いの講座などに参加したり発表しあったりしましょうよ、ということで2022年に岡山で第一回が、2023年は久留米で第2回目が開催されていて、今回の名古屋が第3回目でした。
その前から、リカバリーカレッジに関する報告会や研修会に全国のリカバリーカレッジの仲間たちが集まったり、リカバリーカレッジのつどいなどを開催してきたのですが、「文化祭」と名付けた催しとなってから、各地のリカバリーカレッジが持ち回りで開催をするようになっています。

名古屋の文化祭のチラシです↓。文化のみち撞木館という、趣のある素敵な会場でした。

リカバリーカレッジ文化祭 in 名古屋

リカバリーカレッジ資料 08: オンライン講座の利点と困難

リカバリーカレッジに関する文献リストその8です。

宮本有紀, ゆうこりん, かけるん, 吉岡洋, 馬渡春彦, 高田和則, 藤澤希美, 黒田文, 青木裕史, ちはるん, 青木典子. リカバリカレッジにおけるオンラインの活用. こころの健康. 2022;37(2):37-42.

https://mol.medicalonline.jp/library/journal/abstract?GoodsID=de0kokor/2022/003702/008&name=0037-0042j

リカバリーカレッジは、対面で集まる形式で英国ではじまり、日本でもそのように広がっていましたが、コロナ禍で多くのカレッジがオンラインを活用した講座を開催するようになりました。リカバリーカレッジでどのようにオンラインを活用していたかを、全国のさまざまなリカバリーカレッジの関係者である仲間たちとまとめたものです。

こちらは、「こころの健康」という雑誌の、SNS・Webメディアとメンタルヘルスの特集に掲載していただきました。

皆でまとめるにあたり、オンラインで開催してよかった点やストレングスについてと、対面講座のときにはなかった困難などをどんどん挙げてもらい、それらをまとめました。この文章の中では、①受講者にとってのオンライン講座の利点、②リカバリーカレッジを運営・提供する側にとってのオンライン講座やオンライン活用の利点、③オンライン講座で困る点とそれに対する工夫を、それぞれ表にまとめました。

オンライン講座での困難もたくさんあがっていたのですが、そのどれに対しても、各カレッジで、困難を減らしたり防ぐための具体的な工夫がなされていて、それらを皆で共有することができて、まとめていてとても楽しかったです。

リカバリーカレッジの文化祭が久留米市で開催されました(2023/3/26)

2023年3月26日(日)に、リカバリーカレッジ文化祭といって、全国のリカバリーカレッジが集まる催しが福岡県久留米市にある久留米大学御井キャンパスで開催されました。

久留米大学のウェブサイトに写真入りで紹介されていますので↓ぜひご覧ください。
https://www.kurume-u.ac.jp/social/topics/642a2768e5e2cbe39da9d539/
この催しは、リカバリーカレッジふくおかの主催で、久留米大学の文学部設立30周年記念事業の後援と、クラウドファンディングによる皆様のご支援により開催されました。
リカバリーカレッジ文化祭 https://www.rcfukuoka.com/featured-project

開催してくださった皆様、ありがとうございました。
参加させていただき、とても楽しかったです。どうもありがとうございました。


全国のリカバリーカレッジが集結し文化祭を開催

共同創造Co-production資料25: RECOLLECT Checklist と RECOLLECT Fidelity Measure

リカバリーカレッジの現在の発展状況を確認するチェックリスト(RECOLLECT Checklist)と、リカバリーカレッジが、英国のリカバリーカレッジをモデルとする考え方での理想のリカバリーカレッジにどの程度合致しているかを見るフィデリティ尺度(RECOLLECT Fidelity Measure)というものがあります。

ノッティンガム大学のリカバリー研究チームが開設しているウェブサイトである「Research into Recovery」の中に、これらの尺度の各国語版が誰にでもダウンロードできる形で公開されています。
https://www.researchintorecovery.com/measures/recollectfidelitymeasure/

日本語版の作成に、東京大学コプロダクション研究チームの宮本も参加させていただきました。
リカバリーカレッジを開催されている方やこれから作りたいと思われる方、リカバリーカレッジに参加されている方、さまざまな方にご参考になるかもしれません。
リカバリーカレッジに関連する尺度やリストではありますが、共同創造の考え方もかなり入っています。
これらを、リカバリーカレッジに関わっている人達(運営委員など)皆で自分のリカバリーカレッジについてつけてみたり、リカバリーカレッジに参加している受講者さんと一緒につけてみたりするなどで、いろいろな発見があると感じています。

リカバリーカレッジの文化祭が岡山市で開催されました(2022/3/20)

岡山で「みんなでカレッジ」
リカバリーカレッジ文化祭が2022年3月20日(日)に開催されました。

岡山市の商店街の中で活動しているリカバリーカレッジOkayamaさんが主催してくださいました。
商店街の中にあるカレッジで、オンラインと対面の企画がありました。
さまざまな地域で活動するリカバリーカレッジのみなさんとお会いできてとても楽しい時間でした。

https://asunarofuku.jp/content/files/asunaro/zaidan/rc20220320.pdf

リカバリーカレッジの理念と実践例(リカバリーカレッジガイダンス)公開しました

リカバリーカレッジの理念と実践例(リカバリーカレッジガイダンス)
の2019年3月版をウェブサイトにアップすることができました。
https://recoverycollege-research.jp/guidance/
↑ここからダウンロードできます。

この「理念と実践例」(ガイダンス)の作成の過程で、とても多くの皆さんにお世話になりました。本当にありがとうございました。
このガイダンスは、今後もアップデートしていきたいと考えております。
よろしければご覧頂き、御意見を上記ページにある「御意見記載欄」へご記載頂く、あるいは宮本まで直接ご連絡を頂戴できれば幸いです。


この「リカバリーカレッジの理念と実践例」は、これからリカバリーカレッジを作りたい、実践したい、運営したい、運営の仲間に加わりたい、という方たちの話し合いのきっかけになればと思い、ご紹介するものです。
このガイダンスは、今まですでに実践している人たちの知恵をご紹介するものであって、ルールや決まりではありません。
リカバリーカレッジは、それぞれの地域や文化の中で、さまざまな立場・属性の人たちの共同創造によって作られていきます。
このガイダンスが、リカバリーカレッジをはじめたい方たちだけではなく、リカバリーカレッジ以外の精神保健福祉サービスを利用している方、提供している方にも、なにかの参考になったり、共同創造や協働のきっかけになることがあれば大変うれしく思います。そして、日本の精神保健福祉サービス全体がリカバリー志向へと変革していくことに寄与できれば幸いです。

学会発表のご報告(20181215精神障害者リハビリテーション学会)

早稲田大学で行われた精神障害者リハビリテーション学会で、リカバリーカレッジに関する報告(口頭発表)をさせていただきました。

当日は、作成中のガイダンス案をご希望の方にお渡しし御意見をいただく機会ともさせていただきました。どうもありがとうございました。

演題名:「当事者を含めた多職種によるリカバリーカレッジ運用のための指針(ガイダンス)の開発」

【方法】
リカバリーカレッジに必要な要素と実践を把握するため、英国および日本で運用されているリカバリーカレッジの視察や聞き取りと各リカバリーカレッジで公開しているシラバスや年報、リカバリーカレッジに関する文献から情報収集した。これらの情報から、リカバリーカレッジの運用指針の枠組みと、示す内容の草案を作った。その草案を、リカバリーカレッジを既に運用している組織と、リカバリーカレッジを今後開設したいと考えている組織や個人に提示し、それらの妥当性と、加筆・修正が必要な点について助言を得た。

【結果・考察】
英国と日本での視察や聞き取り、英国のリカバリーカレッジに関する文献検討から、リカバリーカレッジで大切にしている理念があり、リカバリーカレッジの運用には、それらの理念の理解と、理念を体現するための実践の工夫が必要であることが抽出された。
(後略)